巻き爪に効く漢方薬

巻き爪に効く漢方薬巻き爪の症状を改善する漢方薬があります。

漢方なので、薬のような即効性はありませんが、巻き爪の原因となる爪の乾燥、爪水虫、化膿、ひょう疽、足のむくみなどを改善し、巻き爪による皮膚の炎症や痛みの緩和に効果が期待できます。

 

巻き爪の治療に漢方がおすすめな人

  • 妊娠、授乳中で薬が飲めない人
  • 高齢で薬の副作用が心配な人
  • 他にも薬を服用していて飲み合わせができない人
  • 体質的に薬が合わない人
  • 薬には頼らず自然なもので巻き爪を治したい人

 

巻き爪に効く漢方

 漢方の名前 効能 
 温清飲(うんせいいん)  カサカサして痒い皮膚炎や爪水虫に有効です。血液循環を良くし、巻き爪による出血をおさえる作用もあります。
 華陀膏(かだこう)  巻き爪の原因になる水虫に効く軟膏で、カサカサ、ジュクジュクどちらも使えます。角化症やひび割れにも有効で、菌から足を守ります。
 桔梗石膏(ききょうせっこう)  咳を沈めたり咽喉の腫れと痛みを和らげる漢方ですが、巻き爪によって炎症を起こした患部の化膿止めにも使われます。
 紫雲膏(しうんこう)  解毒、抗菌、抗炎症作用がある軟膏です。乾燥タイプの巻き爪による炎症を抑えたり傷の治りを良くして皮膚をなめらかにします。
 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)  初期の化膿性・急性の巻き爪による皮膚疾患または水虫などの患部がじゅくじゅくしている場合に、余分なものや水分や熱を発散させて、肌を正常にしてきます。
 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)  風邪の症状を緩和する漢方ですが、体内の水分のバランスを調節する働きで足のむくみを改善して巻き爪の痛みを取り除きます。
 消風散(しょうふうさん)  巻き爪などの強く痒みを伴う慢性皮膚炎に効果があります。湿疹や水虫などの患部からの分泌物が多い疾患に用います。
 升麻葛根湯(しょうまかっこんとう)  初期の風邪、皮膚炎や湿疹を改善します。巻き爪の炎症による熱を冷まし、体液を補う作用がありますが、一時的に皮膚炎が悪化する可能性があります。
 四苓湯(しれいとう)  はき気や嘔吐や下痢、浮腫(むくみ)などに効果があります。水分循環をよくして無駄な水分を取り除き指のむくみを改善して巻き爪の痛みを緩和します。
 神仙太乙膏(シンセンたいつこう)  巻き爪による肉芽の形成を阻止し、傷んだ皮膚の修復に優れている軟膏です。痒みを鎮めたり、鎮痛効果もあります。
 清営顆粒(せいえいかりゅう)  便秘や便秘に伴う肌荒れに効く漢方で、身体の中にこもった熱を取り除きます。巻き爪の原因になる乾燥タイプの水虫に効果的です。
 中黄膏(ちゅうおうこう)  熱傷や外傷に効く軟膏で、巻き爪の化膿止めにも使えます。水虫、捻挫や打ち身、アトピー性皮膚炎にも効果があります。
 排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)  化膿性の皮膚病に効く漢方で、巻き爪による皮膚の炎症や痛みを和らげ化膿した患部の排膿をうながします。
 八仙丸(はっせんがん)  疲労倦怠感や腰や足の痛みにに効果のある漢方で、皮膚が乾燥した慢性湿疹や巻き爪の原因になるカサカサした水虫にも効きます。
 補中丸(ほちゅうがん)  虚弱体質や疲労倦怠感を改善し、免疫力を高めて巻き爪の原因になる白癬菌などの細菌に負けない身体を作ります。
 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)  余分な水分を排泄し、水太りやむくみを改善する作用があります。エネルギーを消費できるようになるので身体が引き締まり、巻き爪に負担がかからない体づくりができます。
 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)  身体の水分循環を改善し、肥満症やむくみを改善します。身体の熱を冷ます効果もあり、足のむくみが取れると巻き爪の痛みも緩和されます。
 木防已湯(もくぼういとう)  心疾患と喘鳴の人のむくみ、尿量減少に効果があります。心臓病などによるむくみが原因で巻き爪になった人に有効です。
 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)  ジュクジュクとした爪水虫の人に効果があります。排泄機能を高めて水分代謝を良くし、巻き爪の痛みも緩和します。
 六味丸(ろくみがん)  下肢が疲れやすく、疲れると手足がほてる症状に効きます。頻尿や難尿などの排尿異常によるむくみで巻き爪になった人に効果的です。

 

巻き爪治療に使われる漢方について

漢方は、東洋医学で使われる生薬です。医学には、西洋医学と東洋医学があり、根本的な考え方が異なります。

<西洋医学>

医療器械を使って病名を突き止め、病気自体を退治します。巻き爪の場合は、爪を矯正したり、陥入した部分を切開するなどの治療が行われます。

<東洋医学>

一人一人の体質や症状に合った治療法で、体質を改善させます。巻き爪の場合は、身体の水分バランスを整え足のむくみや爪の乾燥を防いだり、爪水虫や化膿を予防する漢方薬が処方されます。

東洋医学で使われる漢方療法は、自覚症状、顔色などの見た目、体力の有無、病気の進行具合など総合的に診てその人に合った漢方が処方されます。

医師は、患者を虚証(痩せ型)か実証(がっちり型)に分け、「望・聞・問・切」の4診を五感を使って行います。

4診の内容 診察内容
望診 患者の顔色、体格、歩き方などの見た目を診る
聞診 患者の声の調子、呼吸、腹部を叩いた音など耳や鼻で見る
問診 患者の自覚症状、習慣、家庭環境など生活背景を診る
切診 患者の脈、腹部、患部を指で触って診る

巻き爪を東洋医学で治す場合は、巻き爪になった原因を探り、ならないような体質に改善していくことを目的とします。漢方療法だけでなく、お灸や針を用いる方法もあります。

 

 

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